糸井重里さんと樋口可南子さん夫婦の始まりは、不倫からの略奪愛だった…
おしどり夫婦としても有名なお二人ですし、不倫や略奪愛からはかけ離れたイメージがあるかもしれません。
しかし、当時はかなり世間を騒がせましたし、名台詞(迷台詞?)も生んだ不倫劇でした。
なぜ今さらこんな話題を取り上げるのかと言うと、とある芸能人の不倫報道を見ていたことがキッカケでした。
それは女優広末涼子さんと人気シェフ鳥羽周作さんとの不倫です。
この不倫では、、、
- 2人の恥ずかしくなるぐらい熱烈な内容の手紙
- 広末涼子さんの(元)夫・キャンドル・ジュンさんの広末涼子さんをアゲたいんだかサゲたいんだかよくわからない会見
- 鳥羽周作シェフの逆ギレ反論
- 広末涼子さんと所属事務所との確執
などなど、どうしても世間が興味を持ってしまう内容が豊富すぎましたよね。
ですが私は、この不倫について広末涼子さんが発表したコメントを見た時、この不倫のアレやコレよりも、糸井重里さんと樋口可南子さんの不倫劇をまず思い出し、後味の悪さを覚えました。
この2つの全然違って見える不倫にある共通点を感じたからです。
そこで今回は、糸井重里さんと広末涼子さんの不倫・離婚劇にある意外な共通点について考察したいと思います。
糸井重里と樋口可南子の不倫
若い世代の方はあまりご存じないかもしれないので、まずは糸井重里さんと樋口可南子さんの不倫の概要から見てみましょう。
糸井重里と樋口可南子の不倫発覚
糸井重里さんと樋口可南子さんの不倫がスクープされたのは、1982年のことでした。
実はこの時、糸井重里さんは結婚して僅か1年。
結婚した年に娘さんが誕生しているので、新婚でしかも娘さんが生まれたばかりでの不倫発覚でした。
…すいません、率直に言って、ゲス過ぎますよね。笑
現在よりは相当緩かった当時でも、さすがにこの不倫にはマスコミが殺到しました。
しかし、このマスコミへの糸井重里さんと樋口可南子さんの対応が予想外のものだったんです。
糸井重里と不倫での樋口可南子の名言
通常、これだけのゲスな不倫だと、、、
こういう対応を想像する人が多いでしょうし、実際こういう対応が多いですよね。
ですが、糸井重里さんと樋口可南子さんは、不倫の事実をあっさりと認めました。
そして、樋口可南子さんは平然とこう言い放ったのです。
妻子ある人を好きになったんじゃありません。
その人にたまたま家族があっただけです。
何がすごいって、この時の樋口可南子さんは24歳ぐらいですからね?笑
どちらかというと、コピーライターである糸井重里さんが言いそうなぐらい、印象的なセリフです。
開き直りともいえるセリフなんですが、意外すぎたためか、リポーター達も少し呆気にとられた様子だったのが印象的でした。
糸井重里と樋口可南子の不倫に対する奥さんの反応
この時、樋口可南子さんは独身で、糸井重里さんが既婚ですから、2人の不倫の一番の被害者は糸井重里さんの奥さんだと言えるでしょう。
普通なら許せないと思うでしょうし、夫である糸井重里さんはもちろん、相手の樋口可南子さんへの怒りは簡単に想像できます。
しかも、生まれたばかりの赤ちゃんがいるわけですよ。
当時売れっ子コピーライターで、多忙だった糸井重里さんですから、おそらく子育てもワンオペに近かったのではないでしょうか?
自分が大変なときに、夫はキレイな女優と不倫…
さらのその女優・樋口可南子さんが開き直りと取れるようなコメントをしてますからね。
仮にこの奥さんが暴れまわったとしても、誰も責められないと思うんです。
しかし、この奥さんも意外な反応を見せました。
不倫も仕事の一環ですから
このようなコメントを出したもんだから、マスコミも世間も唖然としました。
つまり、樋口可南子さんとの不倫は奥さん公認のものだったということです。
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さらに、この奥さんのコメントに対し、糸井重里さんは、、、
(不倫も仕事の一環と言える)そういう妻だから結婚した
…いやいやいや。笑
ちょっと何言ってるかわかんない、サンドウィッチマン富澤さんならこう言いますよ。笑
このように、主要登場人物が揃いも揃って、名言(迷言?)のオンパレードの不倫だったんです。
糸井重里と樋口可南子の不倫は10年
さらにさらに、この不倫には、まだ世間の予想を上回る展開が待っていました。
なんと、糸井重里さんと樋口可南子さんは、その後、10年ほど不倫関係を継続するんです。
つまり、糸井重里さんは樋口可南子さんとの不倫が発覚したのに、そのときは奥さんと離婚せず、そのまま樋口可南子さんとの不倫を継続したということです。
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不倫がバレず、こっそりと10年続くなら、まだわかりますよね(それもある意味スゴいですが)
ですが、糸井重里さんの場合、奥さんにもバレ、しかも世間一般にも思いっきりバレてるのに、そのまま10年不倫を続けられるって…
ここまでくると、もうスゴいとしか言いようがないです。笑
糸井重里と広末涼子 不倫・離婚劇の意外な共通点
糸井重里さんと樋口可南子さんの不倫の概要をおわかりいただけたところで、今回の本題に入ります。
糸井重里さんと広末涼子さんの不倫・離婚劇には、意外な共通点があると思うんですよね。
それは、お子さんへの対応や発言です。
糸井重里が離婚まで10年かけた理由
糸井重里さんと樋口可南子さんは、10年不倫を続けましたが、奥さんにはバレている以上、離婚しようと思えばできたはずです。
しかし、すぐに離婚しなかったことについて、糸井重里さんは、、、
娘が大きくなるのを待った。
娘が状況を理解できるようになってから、樋口さんと一緒になりたかった。
こういった趣旨の発言をされているんです。
つまり、不倫発覚時、娘さんはまだ赤ちゃんで、右も左もわからないわけですよね。
そんな状態で離婚という結論を出すよりも、娘さんがきちんと状況をわかるようになり、自分の口で説明して理解してもらってから、離婚したいという思いがあったのかもしれません。
そして実際に、娘さんが状況を理解できるようになった11歳前後に離婚し、樋口可南子さんと再婚しています。
広末涼子 不倫発覚時のコメント
さて、鳥羽周作さんとの不倫が発覚し、広末涼子さんがそれを認めて謝罪した時のコメントの一部がこちらです。
私自身の家族、3人のこどもたちには、膝をつき合わせ直接、「ごめんなさい」をしました。
彼らは未熟な母親である私を、理解し認めてくれました。
膝を突き合わせ不倫を謝罪する母親というのも、何ともシュールすぎんか?と思いますが…
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当時、広末涼子さんの自宅周辺での取材や、お子さんたちへのマスコミの接触もある状況だったため、あえてこのようなコメントを出したのかもしれません。
「子どもが可哀想」という声も大きかったのも影響しているかもしれません。
しかし、私はこのコメントを見たときに、糸井重里さんのことが浮かんだんですよね。
糸井重里「娘に離婚を理解してもらいたい」の残酷さ
私は、糸井重里さんと広末涼子さんのお子さんへの対応や発言に触れて、正直言って、非常に違和感を抱きました。
嫌悪感と言ってもいいかもしれません。
非常にキツい言い方になってしまいますが、糸井重里さんも広末涼子さんも、お子さんを免罪符に使おうとしているように見えてしまったからです。
糸井重里さんについては、お子さんが状況を理解できるようになった頃というのは、逆に言えば非常に多感な時期でもあるわけです。
物事として「理解」はできるとしても、それは気持ちとして「理解」するのとイコールではないはず。
しかも、知らされた時点で、父親はもう10年近く母親と違う女性と不倫関係にあるんですよ?
だとすれば、不倫を解消して母親の元へ戻る気がないことぐらい、子どもでもわかります。
そうなれば、娘さんにとって「理解」は「しなくてはならないもの」で、そこに自由なんか事実上存在しないですよね。
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つまり、娘さんが「いやだ、お母さんと離婚しないで」と思っていたとしても、言ったところで結果は変わらないし、果たしてそんなことが言える状況と立場なのか、非常に疑問なんです。
糸井重里さんの「娘さんに理解してもらってから離婚したい」という気持ちもわかりますよ?
ですが、娘さんにとって、糸井重里さんの言う「理解」とは非常に残酷なものではないでしょうか。
わずか10歳そこそこの少女に
本当はお母さんと離婚して欲しく無いけど、もう無理なんだろうな。
私が理解して許すしかないんだな。
そんな諦めや悟りをさせるものではないでしょうか。
その残酷な「理解」を得たことで、糸井重里さん自身はスッキリして、罪悪感も薄れるのかもしれません。
しかし、それはただの自己満足であり、娘さんの「理解」を免罪符にしているように思えるんです。
広末涼子「子どもが認め許してくれました」の意味
そして、広末涼子さんのコメントにも同じものを感じるんです。
マスコミの報道では、広末涼子さんは子育てに一生懸命取り組んでいたそうですし、きっと子どもたちにとってはいい母親なんでしょう。
子どもたちはきっと、そんな広末涼子さんのことが大好きでしょう。
そんな大好きな母親と膝を突き合わせ、面と向かって「不倫していました。ごめんなさい」と言われて、子どもたちに一体どう答えられるでしょうか?
これからもお母さんと一緒にいるためには「認めて許す」以外の答えなんて、事実上ないと思うんです。
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確かに、お子さんに自分の言葉で説明したり、理解を求めることは大事なことかもしれません。
ですが、事実上「答え」が決まっていることを、さも自由な意見を言わせるがごとく答えさせるというのは、私には強烈な違和感があるんですよね。
結局、それを言わせて自分がラクになりたいだけじゃないの、と思ってしまうんです。
親だって自由に生きたいというのもわかります。
元夫・キャンドル・ジュンさんの会見を見た限り、色々あったんだろうなぁと思わせるところもあり、そういう意味でも自由にしたい気持ちあったでしょう。
ですが、だからこそその代償は自分で甘んじて受けるべきではないでしょうか。
自分は「自由に生きる」けれども、それをお子さんに認めて欲しい、許して欲しいという事実上「自由のない答え」を要求するのは非常に酷だと感じます。
そして、このお子さんとのやり取りを、わざわざコメントとして発表した広末涼子さん。
一番影響を受ける私の子どもたちが、私を許すって言ってるんだからいいじゃない!
外野は黙っててちょうだい!
こんな気持ちが透けて見え、子どもの言葉を免罪符にして、マスコミや批判してくる人への盾にしているように思えてしまうんです。
糸井重里と広末涼子 後味の悪さは不倫そのものじゃない
糸井重里さんと樋口可南子さんの不倫も、広末涼子さんと鳥羽周作さんの不倫も、マスコミや世間一般の人は部外者です。
アレコレと批判する筋合いは、本来は無いですよね。
直接影響のあるお互いの家族や、仕事上の不利益を被った周囲はともかく、本来は世間一般へ謝罪する必要すらないのかもしれません。
そういう意味で、別に広末涼子さんが謝らなくても、私は何とも感じないのです。笑
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ただ、このお子さんとのやり取りを押し出したコメントには、正直言ってかなり抵抗を感じました。
実際の広末涼子さんとお子さんとの関係は、きっと良好なのでしょう。
糸井重里さんも娘さんとは現在も良好な関係だと言われています。
ですが、親の不倫という実にナマナマしい部分について、お子さんの「理解」だとか「許し」を出してくるところに、何とも言えない後味の悪さを感じずにはいられない私なのです。。。