ベッキーさんほど、不倫の後遺症が酷い芸能人ってあまりいないと思いませんか?
芸能界において不倫自体は全然珍しくもないですし、しばらく自粛してシレッと復帰して、その後は自らネタにするような人すらいますもんね。笑
…まあ、あまりに不倫の内容が酷すぎて、復帰しても苦労している人もいますけど。
その点、ベッキーさんは既にテレビには出られています。
復帰できているじゃないかと思うかもしれませんが、不倫の前と後では明らかに露出の差がありますし、何より世間からの反応がまるで違いますよね。
以前なら何の問題も無さそうな発言でもプチ炎上してしまったり、出ているだけで「見たくない」と言われてしまったり。
許されていないニオイがプンプンします。
今回は、なぜ世間はベッキーさんの不倫を忘れもしないし、許しもしないのかについて、考察してみたいと思います。
衝撃だったベッキーのゲス不倫劇
ベッキーさんの不倫のニュースが文春で報じられたのは2016年。
こうやって見ると、かなり年月が経っているのがわかりますよね。
相手は「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音さんで、彼は既婚者でした。
報道では、2人のLINEのやり取りが流出して、文春を揶揄した「センテンススプリング!」等のワードが有名になりましたよね。
それまでのベッキーさんの優等生キャラとのギャップや、報道直後の会見では不倫を認めなかったこと等で、世間からは大バッシングを受けることに。
後に川谷絵音さんは離婚しましたが、ベッキーさんと結婚するようなこともなく、2人はそのまま破局したようです。
ベッキーの不倫へのバッシングが強かった理由
芸能界の歴史を振り返っても、芸能人の不倫や略奪愛なんて珍しい話ではありません。
しかし、ベッキーさんの不倫が発覚して、世間では最大規模のバッシングが起こりました。
そうなってしまった理由はいくつか考えられます。
ベッキーが他人の家庭を壊したこと
他の芸能人の不倫でもそうですが、不倫によって自分の家庭を壊すよりも、相手の家庭を壊した場合の方がバッシングは強くなる傾向があります。
つまり、自分が未婚で相手が既婚者の方が非難されやすいんですね。
例えば、自分が既婚者で未婚の愛人を自宅に招き入れていた矢口真里さん。
杏さんと結婚していた東出昌大さんと不倫した唐田えりかさん。
2人を比べたとき、唐田えりかさんの方が世間からのバッシングが強く、なかなか許してももらえません。
自分の家族を不幸にするのも、相手の家族を不幸にするのも、それほど変わらないような気もするのですが、やはり相手の奥さんや子どもへの同情がより強くなるのでしょうね。
ベッキーさんの場合も、自分は未婚で、既婚者の川谷絵音さんの家庭を壊したことで、このパターンに当てはまってしまいます。
ベッキーの優等生キャラとのギャップ
前述のとおり、不倫報道までのベッキーさんは、極端なほどの優等生キャラとして活動していました。
有吉弘行さんに「元気の押し売り」とあだ名をつけられていたのがその象徴です。
よりにもよって、そんなキャラだったベッキーさんの不倫には、一体あのキャラクターは何だったのかと世間はものすごいギャップを感じたわけです。
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これがもし奔放な恋愛を繰り返している芸能人だったり、いかにも不倫していそうなキャラで売っている芸能人であれば、ここまでのギャップは生じません。
一時的に非難はされるでしょうけど、ベッキーさんほどのバッシングにはならないでしょう。
ベッキーが嘘でごまかそうとしたこと
文春でベッキーさんの不倫が報じられた後、ベッキーさんは会見を開いています。
私は、アーティスト・川谷絵音さんの作る音楽のファンでありまして、ライブにも行かせていただき、打ち上げなどでお話もさせていただき、そんな中、川谷さんと連絡を取るようになりました。
記事にありましたように、二人でお食事に行かせていただいたこともありました。そしてお正月に長崎のご実家にお邪魔したことも事実です。
ただ、お付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません。
しかし私のとった行動はたくさんの方にご迷惑をおかけし、誤解を招くような大変、軽率な行為だったと深く反省しております。申し訳ありませんでした。
このように、川谷絵音さんとの不倫関係を否定しました。
会見と言っても、質疑応答を受け付けずに、ベッキーさんが一方的に5分程度話して終わりというもので、しかも不倫については「誤解」だと言ったわけです。
しかし、後にベッキーさん自身が認めているように、この謝罪会見には嘘がありました。
言うまでもなく、そんなことは当時から誰もがわかっていたこと。
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謝罪会見を見て「そうか!誤解だったのか!なるほど!」と納得した人なんて、一体何人いたでしょうか?笑
ベッキーさんが後に言っているように、川谷絵音さんと付き合い始めた当初は既婚者と知らなかったのかもしれません。
離婚してから正式に付き合おうと言いつつも、会ったり川谷絵音さんの実家に行ったりしていたのに、不倫報道が誤解とは言えないことは、ベッキーさん自身が一番わかっていたはず。
当初は既婚者と知らなかった事情等を説明するならまだしも、です。
世間が「そんなわけないやろ」と思うような中途半端な謝罪会見のせいで、ある意味、不倫したこと以上にベッキーさんの印象は最悪になってしまいました。
ベッキーが世間からまだ許された感じがしない理由
不倫騒動後、しばらく活動自粛していたベッキーさんですが、少しずつ復帰しました。
活動自粛後、TBS『中居正広の金曜のスマたちへ』でインタビューに答える中で改めて謝罪し、反省し真摯な態度を見せていたベッキーさん。
しかし、世間の反応はそれほど温かいものではなく、露出が元通りということにはなりませんでした。
ベッキーさんが元プロ野球選手の片岡治大さんと結婚した時も、ヤフコメでは、、、
このような非常に厳しいコメントもありました。
中には「今度こそ幸せになって」と応援するコメントもあったものの、非難のコメントの方に「いいね」がついていたのを見た人も多いでしょう。
一度はごまかそうとしたとはいえ、活動自粛し、改めて謝罪もし、今度は誰からも祝福されるような恋愛をしようと努力していたベッキーさん。
それなのに、なぜ世間はいつまでも「許していない感」があるのでしょうか。
「不倫」の象徴になってしまったベッキー
ベッキーさんと川谷絵音さんの不倫は「ゲス不倫」という言葉を作り出してしまうほど、世間の印象に残ってしまいました。
こうなってしまうと、ベッキーさん個人への非難というよりも、不倫そのものへの非難がベッキーさんに向かってしまいがち。
つまり、ベッキーさんを許すということは、不倫を許すということとイコールになってしまうんです。
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自分自身が不倫で辛い思いをしたことがある人は当然ですが、自分の立場で置き換えて「不倫なんか絶対に許せない」と思う人は非常に多いですよね。
「不倫は悪」というのは絶対で、その不倫の象徴的存在になってしまったことが、ベッキーさんが未だに世間から許されていない感じになる理由の1つでしょう。
ベッキーへの潜在的な悪意
不倫騒動の前、ベッキーさんは「世間から好感度の高い芸能人」というポジションでした。
実際、元気で明るく、品行方正なベッキーさんのことを好きな人は多かったでしょうし、だからこそ、様々な番組で重宝される存在でした。
そういう元々ベッキーさんのことを好きだった人が、不倫によって裏切られた気持ちになって、それが今でも許せない、と見ることもできます。
ただ、私は少し違う気がするんですよね。
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確かに、不倫当時、ベッキーさんに裏切られた気持ちになって、彼女を非難する人はいたと思います。
ですが、そういう人はそこでベッキーさんのファンを辞めるだけの話で、どちらかというとその後は無関心になるんじゃないでしょうか。
何年経ってもしつこく非難して、「許さない感」を出すようなことになるのかな、と思うんです。
私は、不倫騒動以前からベッキーさんに対して、潜在的な悪意を持っていた人こそ、いまだに非難したいのではないかと思うんですよね。
世の中には、ベッキーさんのように元気で品行方正な「いい子」を好きになれない人もいます。
不倫騒動以前のベッキーさんは、言ってみれば非難するスキがありませんでした。
そうなると、ベッキーさんのことを「何となく鼻につく」「いい子ぶってるところが嫌いだ」と思ったとしても、それを口には出せません。
だって、そんなことを言っても、相手は好感度抜群でスキの無いのベッキーさんですから、自分が性格が悪いと思われて終わりですもんね。笑
しかし、不倫騒動で、ベッキーさんには非常に大きなスキができてしまった。
ここぞとばかりに非難する人は多かったのではないでしょうか。
そして、不倫騒動から謝罪を経て、また品行方正な道を歩もうとするベッキーさんは、そういう人たちにとってはやっぱり「鼻につく」存在でしょう。
一度手に入れた非難できるスキを、そう簡単には手放しません。
ベッキーさんが何をしようが言おうが、そのスキである不倫をネタにして非難するんでしょうね。
ベッキー 今後の新たな路線は?
現在のベッキーさんは、元プロ野球選手の夫との間に2人のお子さんがいます。
ちなみに、以前の所属事務所サンミュージックから独立したものの、業務提携という形なので、決して関係が悪いわけではなさそうです。
不倫騒動以前ほどの露出が無いのは、家庭や子育てを優先していることもあるかもしれません。
ただ、今のような世間からの反応が残っている限り、ママタレとしての活動もなかなか難しそうです。
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やはり、一度世間の妻を敵にしてしまった印象は、そう簡単に拭いきれるものではないですから。
ただ、ベッキーさんは以前は歌手活動や女優活動もしていただけあって、現在もそういう願望が無いわけではないでしょう。
ベッキーさんのいかにもハーフという顔立ちは、正直言って、普通のドラマでは役柄の上で若干起用しにくいかもしれません。
どちらかというと、歌手やアーティストとしての活動の方が可能性がある気がします。
川谷絵音さんとの件も元々は音楽性に惹かれてファンだったことから始まっているようですし、ベッキーさん自身も作詞したり、興味のある分野ではないでしょうか。
この分野は才能も必要ですし、簡単な道ではないでしょう。
ですが、作詞であればペンネームを使ったりすることもでき、「ベッキー」という名前に縛られすぎずにすむかもしれません。
不倫やそれに対するバッシングには、大変な思いもしたでしょうが、そういう創作活動であれば逆にその経験を活かせるのではないでしょうか。
ベッキーさんの今後の新たな道を楽しみにしています。