藤原紀香さんと言えば、ちょっと前までは非常に燃えやすい人でした。
燃えやすいってつまり、炎上ですよ、炎上。
やることなすこと批判の的になり、炎上し、叩かれる。
そんな炎上芸能人だった藤原紀香さんですが、最近は少々風向きが変わってきています。
バラエティ番組に出てきても、炎上どころか、その変わらない美貌やスタイルを称賛され、ネットニュースに取り上げられても、アンチコメントで埋めつくされるようなこともありません。
今回は、藤原紀香さんが炎上芸能人からの脱出に成功しつつある理由について考察したいと思います。
「藤原紀香=炎上」の歴史
藤原紀香さんがやたらと炎上していたのを憶えている人も多いですよね。
有名どころだと、、、
このように大きな話題になったものもあれば、本当に小さなことまで含めると、炎上ネタは数え切れません。
冒頭に書いた通り、藤原紀香さんのやることなすこと、大きなことから小さなことまでとにかく燃えやすい人だったんです。
週刊誌が報じる藤原紀香が炎上しなくなった理由
そんな藤原紀香さんですが、ここしばらくは炎上ネタがほとんど上がらなくなりました。
藤原紀香さんが炎上しなくなった理由として、以下のような理由を挙げている週刊誌報道もあります。
確かに、これらの面もあったとは思いますが、個人的にはこれが藤原紀香さんが炎上しなくなった根本的な理由とは思えません。
なぜなら、藤原紀香さんのあのキャラクターは基本的に前から変わっていません。
スタイルも美貌も、以前から優れていたのは誰もが知っていますよね。
炎上していた頃から、このあたりはほとんど変わっていません。
藤原紀香が炎上していた根本的な理由
藤原紀香さんが炎上しなくなった理由を考えるとき、逆になぜ藤原紀香さんはあそこまで炎上しやすかったのかを先に考えてみた方がわかりやすいです。
「何となく気に入らない」というアンチが多い藤原紀香
どんなに人気のある芸能人にも、一定のアンチというものは存在します。
「こいつは不倫していたから嫌いだ」とハッキリした理由があるアンチもいれば、何となく気に入らないといったアンチまで様々。
藤原紀香さんの場合、後者の「何となく気に入らない」というアンチが非常に多い印象なんですよね。
こういうアンチの場合、藤原紀香さんが悪いことをすれば当然、良いことをしても「いい人ぶっている」と思い、気に入りません。笑
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普通に聞けば、特に悪意のない藤原紀香さんの発言であっても、その人達にはねじ曲がって受け取られます。
そして、こういうアンチは「声が大きい」ので、どうしても目立つのが厄介なんです。
結果、ネット上では「声の大きい」アンチの意見が世論の流れを作りがちで、炎上に繋がってしまうというわけです。
藤原紀香の立ち位置がわかりにくい
いくらアンチの声が大きいとはいえ、藤原紀香さんにもファンがいるわけで、なぜアンチが世論の流れを作ってしまうのか。
それは、藤原紀香さんを好きでも嫌いでもない人たち、いわば無党派層にとって、藤原紀香さんの立ち位置がわかりにくいからです。
要するに、藤原紀香さんが何者なのか、何がスゴい人なのかがわかりにくいんですね。
以前、藤原紀香さんに関して言われていた「代表作はレオパレス」という言葉がその象徴です。
藤原紀香さんは女優ですが、「代表作」と言えるほど、視聴率が良かったり、世間の印象に残るドラマや映画が特にありませんでした。
むしろ、レオパレスのCMに出演している印象の方が強く、そのために「代表作はレオパレス」なんて言われていたんですね。
少しキツい言い方になりますが、そういう中途半端な女優活動の一方で、ユニセフでの活動等もされていたのも、藤原紀香さんを一体何者なんだと思わせる一因になってしまいました。
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そしてバラエティでは明るく飾らないはっちゃけた姿を見せる。
でもブログではストイックに美を追求する姿も見せる。
藤原紀香さんのファンでなければ、「一体、この人って何なの?」と思うわけですよ。
このような藤原紀香さんが何者かよくわからない無党派層の人たちは、簡単にアンチが作る世論の流れに流されます。
何だかよくわからないからこそ、「藤原紀香はこんなことを言った!これはこういう意味だ!」と言われたら、「へぇ、そうなんだ、それは酷いね」とあっさり呑み込んでしまうわけですね。
藤原紀香が炎上しなくなった根本的な理由
このように、藤原紀香さんには「何となく気に入らない」というアンチが多く、立ち位置がハッキリしないが故に、世論がアンチに流されやすかったんです。
これが藤原紀香さんがやたらと炎上していた理由です。
とすれば、藤原紀香さんが炎上しなくなったのは、この要素が欠けたからと考えるのが素直ですよね。
立ち位置がハッキリした藤原紀香
片岡愛之助さんと結婚したことで、藤原紀香さんは梨園の妻になりました。
結婚当初は「梨園の妻が務まるのか」と、歌舞伎界からも逆風が強かったようですが、立派に役割を果たしていることが伝わってきていますよね。
ここで藤原紀香さんは「梨園の妻」という確固たる立ち位置ができたわけです。
歌舞伎界をよく知らない一般人から見ても、梨園が面倒くさいしがらみの多そうな特殊な世界だということぐらいわかりますよね。
また、片岡愛之助さんも、まあまあクセのある感じがしません?
一筋縄ではいかなさそうな匂いがプンプンします…
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でも、そんな世界で、そんな夫を支えて、一定の評価を得ている藤原紀香さん。
彼女を好きでも嫌いでもない無党派層は、藤原紀香さんのことをよくわからない人とはもう見ません。
そうなると、いくらアンチが世論の流れを作り炎上させようとしても難しいんです。
「え?でも藤原紀香、梨園でよく頑張ってるじゃん。認められてスゴいよ」
こんな風に簡単には流されなくなりますし、むしろ称賛の声につながり、炎上しなくなるというわけです。
モデルよりも女優よりも梨園の妻がしっくりきた藤原紀香
藤原紀香さんは女優ですから、表舞台で活躍してきた人ということで、、、
裏方として夫を支えるなんてできるのか
結局自分が表に出ていきたくなるんじゃないのか
こんな風に言われてきたわけですが、これが意外と(?)うまくいったんですよね。
これは私の完全な推測ですけど、藤原紀香さん自身、梨園の妻がこれまでのどんな立ち位置よりもしっくりきていると感じておられるんじゃないでしょうか?
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誤解を恐れずに言ってしまえば、梨園の妻である自分のことが好きなんじゃないかな、と。笑
歌舞伎役者の妻として夫を支えるワタシ、裏方として役割を果たすワタシ、周囲からも梨園の妻として認められてきたワタシ。
別に悪い意味じゃなく、そういう「ワタシ」に藤原紀香さんは満足されているように見えるんです。
藤原紀香 自意識と世間の評価がようやく一致
ある意味、これまでの藤原紀香さんは自意識と世間の評価に大きなズレがありました。
一流女優、美のカリスマ、慈善活動家。
藤原紀香さんには色々な自意識があり、それをアピールもしていたわけですが、なかなか結果には結びつかず、世間からの評価は自意識に追いついていませんでした。
それがアンチが付け入るスキにもなり、炎上にも繋がっていたわけです。
しかし、ここにきてようやく、梨園の妻という自意識とそれに対する世間の評価が一致してきているんですね。
こうなると、アンチも突きにくくなりますし、突いたところで炎上には繋がりません。
ここが藤原紀香さんが炎上しにくくなった根本的な理由だと思うんです。
このまま藤原紀香は炎上芸能人を脱出できるか
このまま藤原紀香さんが無事、炎上芸能人を脱出できるかどうか。
それはやはり藤原紀香さん次第です。
現在のように、藤原紀香さんの自意識と世間の評価が一致しているうちは、炎上しにくいと思われます。
反対に、以前のように藤原紀香さんの自意識と世間の評価がズレ始めると、また燃えやすくなっちゃうでしょうね…
とはいえ、今の藤原紀香さんは、梨園の妻として必死であまり余裕もないでしょうし、そんな梨園の妻たる自分に満足しているように見えるので、まずは大丈夫じゃないかと思います。
むしろ、危険なのは、梨園の妻として揺るぎない自信ができ、周囲の評価が固まった頃でしょう。
要するに、余裕が出てきてしまった頃です。
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向上心の強い藤原紀香さんのことなので、梨園の妻の範疇から出てしまう活動をしたくなるかもしれませんし、周囲も期待するかもしれません。
それが「梨園の妻」業と同じように結果につながればいいんです。
しかし、結果が伴わなずに世間の評価とズレてしまったとき、また炎上のタネができてしまうんですよね。
おそらく藤原紀香さんのアンチはそう簡単には消えてしまわないでしょう。
それを考えると、藤原紀香さんが完全に炎上芸能人を脱出できるかどうかの結論は、もう少し様子を見る必要がありそうです。
なんせ、藤原紀香さんはサービス精神旺盛な人。
周囲から期待されたら、つい色々なことに挑戦してしまいそうな危うさのある人なので、現時点で炎上芸能人脱出は断言できそうにありません。