かつて絶大な人気を誇った歌姫・中森明菜さん。
いや「かつて」は正しくないですね、今でもファンから復帰を熱望されています。
しかし、そんなファンの期待とはウラハラに、何年も中森明菜さんの歌手活動らしい活動はままなりません。
彼女がニュースで取り上げられることといえば、、、
激ヤセ、体調不良、精神不安定、家族不仲…
正直、あまりいい話ではないので、それが余計にファンを不安にさせています。
中森明菜さんといえば、このCDが売れない時代にベストアルバムを出せばバカ売れ間違いなしという、コアなファンをガッチリ掴んでる本当にすごい歌姫です。
当時を知らない若い方がいま聞いたとしても、単なるアイドルの枠には収まらない歌唱力や表現力はわかるハズ。
それなのに、この不安定ぶり。
中森明菜さんって、どうしてこんな風になっちゃったの?
中森明菜さんをよく知らないとこんな風に思うかもしれません。
そんな人でもちょっと調べると必ず行き着くのが…
はい、いわゆる「中森明菜 金屏風事件」です。
もうかれこれ30年近く前の事件なので、ほとんどご存じ無い方も多いかもしれませんし、知っていても薄っすら…程度ではないでしょうか。
この事件、都市伝説的な部分も多いですが、なかなか闇が深くて妙に怖くなるところもあるんです。
中森明菜さんの闇、近藤真彦さんの闇、ジャニーズの闇、芸能界の闇…
てことで、今回はこの中森明菜さんの金屏風事件についてがっつり迫ります。
金屏風事件のはじまり
事の始まりは1989年7月11日。
この年の流行語 |
当時のトップアイドル中森明菜さんが近藤真彦さん宅のバスルームで、左肘の内側を切って自殺を図りました。
「関心を引くためにちょこっと切った」」程度の傷ではなく、切れてしまった血管と神経を繋ぐために6時間もの手術を要する傷です…
ここから、中森明菜さんの自殺未遂の理由について、実に様々な憶測が飛び交いました。
家族との確執や金銭問題、所属事務所との不和、近藤真彦さんとの交際と破局etc…
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当時、中森明菜さんがいかに色々な問題を抱えていたかがよくわかりますよね。
報道は加熱しましたが、中森明菜さんは治療・療養もあり雲隠れ。
真相がわからないまま数ヶ月が経過。。。
同年12月28日に突如、中森明菜さんは新事務所の設立を発表しました。
そして大晦日の12月31日。
中森明菜さんが自殺騒動について緊急謝罪記者会見を行ったのですが、これがいわゆる「金屏風事件」と言われるのです。
中森明菜 金屏風事件の異様さ
「事件」と言われるぐらいのこの会見、何から何までハッキリ言ってめちゃくちゃ異様でした。
現場も日時も出てくる人も、すべてがチグハグで、いち視聴者として見ていた私も、その異様さは気持ちが悪かったのをよく憶えています。
場違いな金屏風
その中でもひときわ目立つ異様さを放っていたのが「謝罪会見なのに置かれた金屏風」でした。
金屏風を用いる場面って、ご承知のとおり「オメデタイ席」ですよね。
結婚式や婚約発表、何かのお披露目やお祝いの席のための舞台演出のひとつです。
ま、あえてシャレで離婚会見で使ってた人たちもいましたが。笑
天才…だそうですけど。 |
ただコレも「オメデタイ席」で使うもんだとわかっているからこそシャレになる話ですよね。
この金屏風という一番象徴的なアイテムから「中森明菜 金屏風事件」と呼ばれているんです。
一節には、ホテル側が勝手に用意したとか色々言われているようですが、強制できるわけでもなし、主催者側が断れば済む話なので、やっぱり場違いです。
なぜ大晦日のNHK紅白歌合戦にぶつけた?
そもそも、この緊急記者会見が行われた日時もわけがわかりません。
なにしろ、NHK紅白歌合戦が放送されている真裏にぶつける形での緊急生中継ですからね。
自殺騒動は半年前の話です。
それを大晦日に「緊急」に「謝罪」する必然性がまずありません。
そして「謝罪」とは「騒動を起こして迷惑をかけた」ことへの謝罪のハズですが、その謝罪をNHK紅白歌合戦にわざわざぶつけていくのもおかしいですよね。
何しろ、他の紅白出場歌手にしてみれば大一番の舞台を邪魔されたと感じるでしょうし、それは歌手である中森明菜さんもよくわかっている話でしょう。
え?年内にケジメをつけたかった?
確かに、そういう解釈もできなくありませんが、であれば昼間でも良かったハズですよね。
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しかも中森明菜さんはこの年、NHKから「復帰をぜひ紅白歌合戦で」とオファーされていましたが、体調不良を理由に辞退してます。
NHKにしてみれば「体調不良なら仕方ない」と思っていたところに、わざわざ裏にぶつけてこられたわけで面白いはずがありません。
色々な角度から見てこのタイミングでの緊急記者会見は、中森明菜さんにとって…マイナスにこそなれプラスにはなりえないもの。
そう言わざるを得ません。
中森明菜 金屏風事件 会見内容の異様さ
このように日時や舞台装置などハード面の異様さもさることながら、私が一番気持ち悪かったのは会見内容でした。
ぜひ追体験してもらいたいので、会見の発言内容も簡単に文字起こししながら、どこがどう変なのか、順を追って見ていきましょう。
※文字起こしといっても一言一句同じわけではないので、ご了承ください。
金屏風事件 会見冒頭の中森明菜の言葉
まず、会見冒頭は、金屏風を背にして報道陣の前に座る中森明菜さんとレコード会社スタッフがいました。
ちなみに、中森明菜さんの当時の所属事務所・研音はノータッチだったそうです。
これがそもそも変ですよねぇ…
アイドルの起こした騒動に懲りたのか、その後、俳優・女優部門を急拡大。 |
この会見の仕切りはジャニーズ事務所と言われているそうです。
司会(レコード会社社長?)が、今回の謝罪会見を開いた趣旨等を説明しますが、この間の中森明菜さん本人は動揺を隠せません。
ぶつぶつを終始口を動かし、何かを必死で反芻しているよう…
「自殺騒動以来、初めてマスコミを前にして緊張してるんじゃないの?」
そう思われるかもしれません。
確かにそういう面もあったでしょうが、一応この会見は「中森明菜さんたっての希望で」行われたことになってるんですよね。
それがホントならそれなりの覚悟があったでしょうが、とてもそんな覚悟や決意をしている様子が
中森明菜さんにありません。
とにかく、動揺や不安定さが隠しきれていないんです。
そして中森明菜さんの冒頭コメントの要旨は次のとおりです。
「皆さんにも色々な悩みがあると思います」
「私も自分なりに必死に堪え、頑張ってきたつもり」
「私の自分勝手な行動で、周囲やファンは迷惑をかけ心配をかけて申し訳ない」
「ファンの皆さん、ごめんなさい」
「これからは辛い自分に負けない明るい私で生きたい」
「仕事はいいことばかりではないし辛いことも多い。
でもこれからは、新しく信頼できる人たちと一緒に頑張っていきたい」
どうでしょう?
「色々な悩み」「必死で耐えた」等、なかなか意味深ワードが多いですが…
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それでもとにかく「迷惑かけてごめんなさい」「これからは頑張っていきたい」。
このあたりは、意味深ながらも謝罪会見らしい王道コメントとも言えます。
続いての中森明菜さんのコメント。
「年内に元気な姿を見せたいという私のワガママを聞いていただいた」
「テレビの前に出られるよう、毎日、励ましの言葉をかけてくれた近藤真彦さんに、私よりももっと辛い苦しみを与えてしまった」
「近藤真彦さんにお詫びと心からのありがとうを贈らせてください」
「本当にどうもありがとう」
いやーもう、このあたりから違和感が吹き出しすぎて、わけがわかりません。笑
先ほど書いたように、このあたりの中森明菜さんの様子は、自ら希望したにしては明らかに挙動不審ですしね。
さらに近藤真彦さんへの「謝罪」と「感謝」ですが、これ、中森明菜さんは本当に絞りだすような声なんですよね。
必死で涙を堪えている様子なのが見てられない…
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最後の「本当にどうもありがとう」も精一杯、言える範囲の好意を何とか表そうとしているかのようにしか見えないんです。
そもそも「特定の誰か」への感謝と謝罪なら「直接」言えば済むこと。
わざわざ公衆の面前の緊急会見で言うようなこととは、やっぱり思えないんですよね。
金屏風事件 近藤真彦が記者会見に登場
さて、ここで近藤真彦さんが登場します。
中森明菜さんとの交際、そしてその破局が自殺未遂の原因と言われてるあの近藤真彦さんです。
近藤真彦さんのコメントを紹介する前に、まず前提として知っておいて欲しいのは次の事情です。
近藤真彦さんが中森明菜さんの自殺未遂の理由かどうかはともかく、自殺未遂の現場は近藤真彦さん宅の風呂場でした。
しかも、近藤真彦さんが帰宅後中森明菜さんが血まみれで倒れてるのを発見しています。
つまり、、、
近藤真彦さんの不在時に自由に出入りできる
=中森明菜さんは合鍵を持っている
=2人は男女の関係である(であった)
ここは間違いないところだろうと世間では言われていました。
「男女の友情」そのものは否定しませんけど…合鍵まではなかなか渡しませんからね。
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そんな近藤真彦さんの登場に、一度立ち上がって迎える中森明菜さんですが、着席してからどうもすすり泣き状態…?
あっ、恩人の登場に感極まった雰囲気じゃありませんよ。笑
超ヘビー級の重ーーーーい空気です。
そんな重い空気の中、敢えてなのか空気を読めていないのか、思いの外ハキハキとした調子で近藤真彦さんのコメントが始まります。
「まず、喜ばしいことは彼女(中森明菜)が皆さんの前にこうやって出てこれたこと」
…えっとー、横の啜り泣きを見てると、とても「喜ばしい」感じじゃ無いですけども。
さらに近藤真彦さんのコメントは続きます。
「この半年、事件のことは黙ってないといけないという辛い立場でした。僕にとっても辛い半年だった」
「彼女が復帰するレールをひく手伝いができ、1989年の最後を飾れたのが嬉しい」
「来年は僕もデビュー10周年なので、歌・ドラマ・レースに頑張りたいし、来年の紅白歌合戦にも出られるよう頑張る」
…えっとー、誰がキミの来年の抱負を聞きたいって言った?
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そしてところどころ、言葉のチョイスがおかしくない?
何だかこの後半のコメント、私にはこう聞こえちゃうんですが。
↓ ↓ ↓
俺は自殺騒動とは無関係なのに、巻き込まれていい迷惑だよ〜٩(๑`^´๑)۶
マジで辛かった!僕は被害者!
でも明菜ちゃんは『友人』だから、黙っててあげたんだよね。あっ、あくまで友人ね!そこ大事!
僕ってエライくていい奴でしょ!
来年は俺のメモリアル・イヤーだし、騒動を来年に引きずりたくない!
今年中に会見してハッキリさせとくぜ!
今年の紅白はこの騒動のせいで逃したけど、来年は絶対出るからよろしく!!
どうでしょう?穿ちすぎ?笑
でも、近藤真彦さんが中森明菜さんの本当に「友人」で「恩人」なら、ここで来年の自分の抱負を語りますか?笑
隣で中森明菜さんがすすり泣き状態なのに、よくこんなこと言えるな、と。
近藤真彦さんのコメントからは、中森明菜さんの復帰を喜ぶというより、、、
これで騒動の幕引きを図りたい!
この話はここまで!
そんな強いメッセージ性があるようにしか感じません。
しかもコメント時間は約1分半です。
短っ!!
中森明菜 金屏風事件 怒涛の質疑応答
このまま記者会見は怒涛の質疑応答へ入っていきます。
まずは中森明菜さんに対しての質問が飛び交います。
金屏風事件 中森明菜 質疑応答
質問者
「自殺未遂の原因は?」中森明菜
「この短い時間では言いようがない」「私が信用しないといけない人たちを信頼できなくなったこと」
質問者
「仕事が原因ってことですか?」中森明菜
「はい…話したいんですが、長くて伝えることができません…」
歯切れ悪く説明する中森明菜さん。
シドロモドロ感がハンパなく、見てられません…
中森明菜さんのための会見で、しかも騒動の本質部分について「短い時間では言いようがない」「長くて伝えることができない」というのも解せません。
質問者
「(自殺未遂の)現場が近藤真彦さん宅だったのは頭に浮かんだということか?」中森明菜
「今となっては、何て馬鹿な、と思う」「近藤真彦さんは自分が信頼できたたったひとりの人だったので、マンションに行ってしまった」
「一番最初に見つけて欲しかったなって思ったんですけど…」
「その一番大切な人をこんなに傷つけることになってしまって、どうしようもない馬鹿だと思います」
はい、またまた意味深ワードのオンパレードですね。
『信頼できたたったひとりの人』
『一番最初に見つけて欲しかった』
『一番大切な人』
ただの友人関係ではなかなか出てこない言葉じゃないでしょうか。
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「死んだ自分を一番最初に見つけて欲しい」と思えるなんてよっぽどです。
それこそ自分を丸ごと受け入れてくれるような存在ぐらいでないと、ここまで思えないですよね。
こういう言葉を受けてか、質問もややストレートになっていきます。
記者
「思った通り最初に近藤真彦さんが見つけて、今日まで導いてくれたのも近藤真彦さんの力が大きかったと思うが、今、近藤真彦さんにはどういう気持ち?」中森明菜
「感謝の言葉を言い尽くしても足りない。どんなことをしても償えない」「想像のつかない苦しみだったと思う」
しかし、こういったストレートな質問には、中森明菜さんは「感謝」と「謝罪」の枠から出たコメントはしません。
記者
「近藤真彦さんとは、ずっと連絡をとっていたのですか?」中森明菜
「迷惑をかけたので、私から、というワガママは通らない」「でも、ちょくちょく励ましの電話や手紙を頂いていて『一日も早く元気になって皆さんに恩返しを』と…」
こういう質問にも、やはり中森明菜さんは「友人として励ましてもらった」スタンスからは出ません。
それにしても手紙って…時代ですね。笑
今ならLINEでしょうね。
記者
「かなりひどい傷と伺ったが今の具合はどうですか?」中森明菜
「全然元気です」
この質問は、手の神経が切れたことで、一時は障害が残るような噂があったのでされたのでしょう。
このとき、左手を上げて皆の前でニギニギ動かす中森明菜さん。
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この会見で唯一、中森明菜さんが自然な笑顔を見せてくれた瞬間でした。
もうホントここだけ!涙
おそらくこの部分は、特に何の制約無くありのまま答えられる質問だったからじゃないかと思います。
金屏風事件 近藤真彦 質疑応答
続いて、質疑応答は近藤真彦さんにも及びます。
記者
「報道もあって2人一緒になるチャンスがなかなか無かったところ、こうやって2人で現した。
これから先もずっと、明菜ちゃんの支えになってあげようということか?」近藤真彦
「もちろん、必要な時には僕でよければ色々なアドバイス、その他諸々はしたい」「今日も僕は、記者会見に出席する予定は最初は無かったんです」
「でも、明菜ちゃんと社長の中山さんがわざわざうちまでご挨拶に来てくれたので、それだったら僕も一緒に、ということで今日は出席しています」
うーん…
質問に答えているようで正面からは答えてませんね。
「あくまで友人」というスタンスも崩しません。
それでいてやっぱり「僕は本来は無関係」という部分はしっかりアピール!
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それだけじゃなく「関係無いのに記者会見まで付き合ってあげてます!」的なことも言っちゃう。笑
これってわざわざ自分から言うことなんですかね?
正面から答えない近藤真彦さんに対し、案の定、記者からズバッと切り込まれます。
記者
「結婚しようとか婚約しようという話は?」「事件から半年、お付き合いは継続してたわけですよね?」
「年が明けたら結婚しよう、婚約しようという詰めの話があるのでは?」
まぁ、この状況ならば当たり前に出てくる質問ですし、金屏風があることからも「オメデタイ」話題だと思うのも無理ないですもんね。
これに対して近藤真彦さん、、、
近藤真彦
「そういうことは全く無い」
バッサリと全否定!!
あの〜、お隣に座ってる中森明菜さん、超〜暗い表情なんですけどぉぉおお!!
否定しただけじゃありません。
ここから近藤真彦さんが持って行った話の方向性が、個人的には一番どうかと思う方向性でしてね…
近藤真彦
「(芸能リポーターに)言うとまた話がメチャクチャになっちゃう」「嘘ばっかり言われてしまう」
「今日、僕は(芸能リポーターの)質問は避ける心構えで出席してます。以上!!」
わかります?
最後のあたりは明らかに近藤真彦さんが意図的に「笑い」に持っていったコメントだったんです。
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実際、報道陣からも笑い声がありました…
私、個人的にはこれにものすごく違和感がありましたし、ハッキリ言って怒りさえ感じました。
確かに、近藤真彦さんが言うように芸能ニュースでは、、、
こういうことは多いんでしょう。
質問に答えたくなくなる気持ちもわかります。
ただ今回のこの会見、この場面で言うコメントとしては明らかに不適切ですよね。
だって考えてみてください。
交際を噂されていた女性が自分の家の風呂場で自殺を図り、自分が第一発見者になった。
留守中の出来事で、合鍵を渡していなければそもそも入れない状況。
そして騒動以後は何の説明も釈明もないままに半年が経過。
そして大晦日に緊急で開かれた謝罪会見に同席する。
それで、質問に答えないって…
アナタ何しにきたの??
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百歩譲って、質疑応答前の近藤真彦さんのコメントが全てで、中森明菜さんとは本当に何の関係も無い、とします。
かなり苦しいと思いますけど、そう言い張るならそれでいい。
でも、恋人でもない女性に合鍵を渡していた理由、謝罪会見にわざわざ同席する理由を順序立ててなぜ説明しないんですか?
「自殺原因にボクは関係な〜い」
「結婚・婚約もな〜い」
自分が言いたいことだけハッキリ言って、皆が本当に聞きたいところは正面から答えない。
それどころか、最終的には「笑い」に逃げる…
この最後を茶化したあたりにイラッとしたのは私だけでしょうか?
何というか、近藤真彦さんのこういうところに、計算されたズルさや逃げ方のウマさを感じてしまうんですよね。
中森明菜さんが、おそらく色々と制限されている中で何とか自分の言葉で語ろうとしてる分、余計にそう感じます。
金屏風事件に「ウラ」はあるのか?
この「金屏風事件」とその背景には色々な「ウラ」の噂がありますよね。
金屏風事件 ウラの噂は都市伝説?
例えば、近藤真彦さんの費用がかさむレースのために、トップアイドルだった中森明菜さんが莫大なお金を貢いでいた、とか。
あるいは、ジャニーズ事務所が中森明菜さんを近藤真彦さんから遠ざけるために、、、
アナタは研音に搾取されてるのよ…
と吹き込んで、事務所へ不信感を抱かせ孤立させるように謀った、とか。
はたまた、ジャニーズ事務所主導で開かれ、中森明菜さんが所属していた研音は全く関与していなかったこと、さらに会場に設置された金屏風から「中森明菜は婚約会見と騙された」とする話。
ま〜真偽不明の噂がてんこ盛りです。笑
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まあ、あまりに異様過ぎる会見から、何か明かすことのできない「ウラ」があっただろうとは、誰だった思うでしょう。
これらの噂は、今ではほぼ都市伝説と言われたり、どこまで本当でどこから嘘なのかわかりません。
ただ、ハッキリとわからない「ウラ」の話よりも、ハッキリさせたいことがあります。
金屏風事件のウラよりもハッキリさせたいこと
それはこの謝罪会見が、説明したり世間の疑問に応えるための趣旨で開かれたものでは無かったということです。
- 中森明菜と近藤真彦はただの友人
- 中森明菜の自殺未遂騒動に近藤真彦は一切関係ない
いち視聴者として、これを言いたいがための会見にしか見えませんでした。
噂の真偽を説明するとか、世間の誤解を釈明するとか、そんなことは置き去りです。
「はい、ハッキリさせたでしょ。この話はここまでね!終わり!」と対外的な区切りをつける。
そのために開かれた会見だったんだということです。
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一番ハッキリしたのは近藤真彦の本性
正直、芸能人に限らず、男女の間には当事者でないとわからないことがいっぱいあると思うんです。
だから仮に、中森明菜さんと近藤真彦さんが交際し破局したことが中森明菜さんの自殺未遂の原因だったとしても、近藤真彦さんが悪いかどうかはまた別の話だと思うんですよ。
例えば、中森明菜さんが元々精神的にやや不安定な人であったこともあり、近藤真彦さんも付き合うのが辛かったのかもしれない。
男女の関係には様々な事情があり、どちらか一方だけが悪いとは決められない場合だってあるでしょう。
ただし、です。
恋人(元恋人)だったのなら当然、ただの友人だとしても、この会見での近藤真彦さんは誠実さに欠けてないか、と思うわけですよ。
中森明菜さんに対しても自分のファンに対しても、です。
この会見で一番ハッキリわかったことは「近藤真彦は自分が一番大事」ってことでしょう。
ジャニーズ事務所では「長男」としてチヤホヤされ、何かと「懐が大きい」感を演出されている近藤真彦さんですが…
どっちが本当の姿なのかハッキリしたんじゃないでしょうか?